フルシリコンシェル4ドライバ機

このHTV-2000は柔らかすぎて加工性極悪だ。。
まあ、耳に嵌めて数分でイヤホンの存在消えるくらい快適なんだけど。

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さて、螺鈿フェイスプレートはどうやって貼り付けたでしょう?

プライマー付きシアノアクリレートを使いました。
シアノアクリレートは外科手術でも使うので、低刺激性をコンセプトにしてるイヤーモールドとしては、ぎりぎりセーフな素材。

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TWFKと32257はグミレジンのセンサモドキを解体して取ってきた。
CI 22955は余り物。

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養生テープの上に強力両面テープで型取りブロック固定、これが案外機動力よろしい。

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てゆうか、アルジネート意外にシリコン成型に使えるメス型材料って無いのかな?
水気はドライバにも負担かけるし、硬化遅延の原因にもなる。
変形するから毎度毎度メス型からやらなきゃならない。

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これ、水気が・・・・・まあ、BAドライバはもともと補聴器用で湿気には強いけど。

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32257もTWFKもベント孔は埋め殺し
音導管の目止めはUVレジンできちんとしとかないと、真空脱気のときに水もシリコンも入り放題なので要注意。
左のドライバに湿気が入り込んだので、リモールド、BAドライバはドライヤーの温風ですぐ乾く

★ドライバ構成
TWFK ダンパー灰色
32257ダンパー灰色
CI 22955 ダンパー黄色

密閉性の高いイヤホンなので篭もるとどうしようもないので高音重視のチューニング
フラットだが低音が出ないわけではない
高音は刺さらない