フルシリコンシェルカスタムIEM

イヤーモールドはコネクターの取り付け難易度の都合でセンサモドキではなく、Rev3.0のモールドを使用した。

モールドの部分修正をして使える状態になった。

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全体がHTV-2000という進展率500%で、ショア硬度18くらいの人肌並みの柔らかさのシリコン
耳穴に入れるにはワセリンかイヤージェルが必須

快適さは素晴らしい、コネクター部分の強度に不安が無ければ即寝ホンのレベル

コネクター部分はケーブルの抜き差しを極力控え、どうしても取り外すときはコネクターをペンチで把持して行う

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フルシリコンのフェイスプレート処理についてまだ悩み中、薄くシリコンで覆う方が良さそう

音も恐れていたような低音地獄にはならなかった
32257のベント孔が死んでいるので、むしろちょうど良いくらい。
音導管開口がかなり鼓膜に近いので、解像度もシリコンで犠牲になることはなかった模様。

なかなか実用のものが作れた。

シェル: 食品用シリコンHTV-2000
ドライバー: 
knowles Rab 32257ダンパー無し
knowles CI 22955 ダンパー4700Ω
音導管2ボア

★音質について追記
意外にも篭もらない
音場が広い、定位がビシッとしてる
音は遠目なのでモニタリングではない
高音は32257頼みなので伸びは限界あるが、
そもそもこのイヤホンは長時間快適性の追求にあるのでなんの不満もない
BOSEがカスタムイヤホン作ったらこうなるんじゃないかな?

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