低刺激性のグミレジン探し

ソフトシリコンは安全性を考えても最も無難な素材

しかし、柔らかければ柔らかいほど透明性は諦めねばならない。

シリコン以外の物との接着性は低く加工自由度がもうひとつ。

HTV-2000とHTV-4000は食品用だけれど、生体適合試験を通せば医療用にもできる品質はあるかと思われる。

アクリル系レジンの特徴はその高い透明性にある。これが捨てがたい。。。

レジンクラフトブーム故、クラフト材料としての軟質UV硬化樹脂がどんどん出てきている。

★パジコ ソフトレジン

パッチテストで問題なかった。グミーよりも硬い。

★清原 ソフトレジン

これは表面にベタ付きが出るらしく、エタノール洗浄なとが必須になると思われるので、わりと面倒かな。

★ルティ ソフトレジン

一応日本製のよう、パッケージは可愛い

最近出てきたレジン

★デコレジーナ ソフトレジン

これも割と早期からあるソフトタイプ

これらは少量買って柔らかさを確認し、パッチテストしてからでないと使えない。

★セリアUVレジン ソフトタイプ

レジンの品質は価格に比例すると言われているので100均の物を耳穴に入れる勇気は無いです。

ましてやアレルギーを起こした今となっては蛮行。

★アビー 光硬化樹脂 ゴムタイプ

SLA方式の国産3Dプリンター用のグミインク

3Dプリンター本体がお値段なんと170-270万円

でも、欲しい。。

すべてAmazonでポチれる・・・家電のEDIONが出品してる

家電なのか！？

★独Dreve社 VarioThermレジン

軟質アクリル樹脂で物性がパジコのグミレジンに似てそう。と勝手に想像。

ところが加工難易度が高く、専用ラボが要るらしいし、日本国内に使用者はいないとのこと。

データシートを他で拾い読みしたらショア硬度50の樹脂は重合温度が80度らしい。

Dreve社はそもそも医療用イヤーモールドレジンの会社で、レジン材料は個人との取引は基本的にしないんだけど（CIEMとかカスタム耳栓とかエンドユーザー向けの商品のオーダーもできる）、輸出担当のAnnaさんにゴリ押ししたら、既存作品の表面に医療用グレードのDreveコーティング樹脂剤を何種類か試してはどうかと提案してもらえて、日本の取り扱い商社に取り次いでもらえることになった。表面を低刺激性のラッカーで固めてしまえばグミカナルも復活できるかもね、という話。

Annaさんに多大なる感謝！