いろいろ聴いてみた。結構難しい音源も余裕。

自分の中で、高音の刺さりと、かなりの低音が出ることで有名な録音があって、いつもそれを高音の出方のチェックに使うんだけれど、それがこれ。
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ウッチェリーニのベルガマスカで、左右2本の笛の掛け合い、各通奏低音の帯域と分離、笛の刺さり、5度の倍音の出方の正確さを聴くようにしてる。

Minerva Nuovoはかなり解像度が高いので高音はどうかなと思ったけれど、完璧に再生した。。
市販品でもダメダメな結果に終わるものも多いのに。
刺さるギリギリ手前の絶妙な透明感ある高域だし、通奏低音も各楽器が何をやっているのかがよく分かって見通しの良さが気持ちよい上に、曲の終盤で盛り上がってテオルボがどんどん低音弦を下がっていくのも壮快に鳴るし。

オケのチェックにはこの曲をよく使う
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ジャンフランセのチェンバロ協奏曲
フランセだから近現代の人だけれどチェンバロ
この軽妙で瀟洒な感じが出せるかってのと、オケの低音とオケの定位を聴く。このフランセのお洒落なチェンバロ協奏曲は万人に布教したいレベル。同じアルバムにRutterの曲もあって、コントラバスの地を這う感じを聴いてる。

歌は女声から男性から混声まで聴くけど、古楽か現代曲が殆ど。
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フランスバロックの歌い方がモダンのベルカントに聞こえてはいけないので、その辺のチェック。これがねちっこく再生されるのはかなり嫌。

ホールトーンの再生は教会で大編成で録音した音源。反響音残響音が綺麗に出るか。
ビーバーのレクイエム15声
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ジャズボーカルはやっぱ、エラとサッチモだわ。アナログ盤の溝が擦り切れそうだし。笑
でも、ハイファイは合わない。ちょっと帯域狭い方が楽しく聴ける。
エラはもう何でも好き。歌声に深みは無いんだけど凄いキュートで癒やされる。
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アノトリオはオスカーピーターソンが好き。
これ名盤だよね。トリオ最後のレコード。ほんと三人とも凄すぎ。
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ライブ音源はビルエバンスのレストランのごちゃごちゃした音が雰囲気出てるかが大事。オーオタ的には有名ポイント。
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レッドガーランドもレッドガーランド奏法でマンネリとか言われるけれど、私は好き。ピアノの質感が出てるかが大切。
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