IE-C3のリケーブル

デフォルトのオヤイデケーブルからサエクのMMCXケーブルに変えてみた。
SHC-200FSっていう、生産中止されてはや一年以上今は手に入らないPCOCCA導体で作られたケーブルで、取り回しも良いもの。リモールド10proのリケーブルに使った物のMMCX版。やっぱりケーブル大手のはしっかりしてて良いです。

デフォルトはわりとタイトめ。
サエクのはメリハリを出しながらも響きが綺麗めで歌声の艶と楽器の余韻が美しく出るようになる。
音数が増える分、こもったような印象を受ける部分もあるけどよく聴くと違うっていう。
アコースティックならこっちの方が良いかも。
個人的にはこっちの方が好き。


逆にIE-C3のオヤイデケーブルをKnowles32257シングルに取り付けてみると、全体に音が引き締まって高音の見晴らしが良くなるので細かい音が聞こえやすくなる。32257って小粒でフルレンジで低音出しながら、こんな細かい音までだすんやっていう凄さが再認識された。
IE-C3も細かい音は出てる。でも、3wayなんだから当たり前)
これはこれで良いかも。
だけど楽器の前後関係が分かりづらくなる。

個人的には音像派じゃなくて音場派なので解像度よりも奥行き感とか三次元的な定位の正確さが優先。なのでサエクの方が好き。

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