OPPO HA-2での4極バランス駆動

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左右GND分離の効果を試してみた。
いつもは赤のPCOCCケーブル
今回は色違いの同じPCOCCケーブルで4極ケーブルを自作して聴いてみた。
MMCX端子はメーカーは一緒、ステレオミニプラグは別のもの。

3ドライバはMinerva Nuovoと10proリモールド
5ドライバはMinerva Grosso
9ドライバはMinerva Tutti
これらでGND分離の効果を検討した。

音源はフルオケ、ONKYO HF playerでアップサンプリング再生した。

結論から言えば、ドライバ数が増えるほどGND分離効果は高かった。
5ドライバのGrossoをバランス駆動すると低音のダンプの良さを感じられたし、
9ドライバはアンバランスでも十分スケール感のある音だけれど、それをバランス駆動したら音場が広大に定位もより良くなった。
低音は地を這うように広がる。
確かにフルオケならバランス駆動は是非欲しいかも。

だけど、黒のケーブルってのがこれまで作ったイヤホン達に見た目が全く合わない。。
野暮ったすぎ。

それが極めて不満ゆえ、白か透明のバランスケーブルが手に入るまでバランス駆動はお預け。。

音より見た目かい!
ええ、そうですとも。
アンプ作家の故伊藤喜多夫氏も言いました。
「アンプの音は見た目が9割、格好いいアンプじゃないと格好いい音は出ないよと。」
でもそれは一理ある。
スピーカーもイヤホンも一緒だと思う。
Noble Audioが芸術的なシェル、見た目にこだわるのもそういう理由。

一応アンバランス駆動でもTuttiは十分スケール感あるので。
それか、黒いケーブルが似合うシェルのイヤホンを作ることで解決。