シェルの表面仕上げに何を使うべきか

密着性の良さからグミレジンを表面コートに使っていたが、やはり長時間使っているとアレルギーが恐くなってきた。
外耳道湿疹やアレルギー性の外耳道炎になってからでは遅いし。。。

取りあえず、表面コートに使うレジンの素材を変更しようと考えた。
そこでメス型を作るときとフェイスプレートのコーティングに使っていたプロネイル用のコート剤に変えた。
しかしこれもマニキュアと同じような溶剤を使っているし、硬化後に未重合成分を拭き取りしなくてはいけなくて、やはりアレルギーの原因になり得るものが表面に残る可能性を否定し得ず。。。

悩んだ挙げ句、補聴器のシェル作製に使われる医療用のコート剤を購入した。

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プロネイル用のコート剤も仕上がりは硬く滑らかで素晴らしいのだが、耳の中に入れて良いとは書いていない。

イヤーモールド用のものは溶剤がイソプロパノール、硬化後に未重合成分は生じない。医療用という安心感が大きい。
仕上がりもプロネイル用のコート剤よりもさらに素晴らしい。
塗るときの作業性も素晴らしく、さすが専用品と感心した。

プロネイル用のコート剤は7.3mlで2600円
医療用のイヤーモールド用コート剤は20mlで6800円

なんだ、初めから専用品を買っておけば良かったじゃない。。。