耳型と耳の解剖
自前でインプレッション採ったわけだけれど、まあ、痛くて当たり前ですね。鼓膜手前まで頑張ったわけで。
よい子の皆さんはくれぐれも真似しないで下さい。
インプレの外耳道のところを見てみましょう。
第二カーブあたりからインプレの表面がつるつるしています。
では、九州大学のバーチャル耳鼻科の画像を拝借。
これは頭部MRI画像の水平断で耳のところを拡大したもの。
耳甲介という耳たぶがあって第1カーブがあって、第2カーブの後ろ壁がすでに乳突蜂巣の骨の壁、第2カーブの途中から前側に下顎骨の骨が見えてきます。
あごを動かすとカスタムが動くのは当たり前ですね。
で、少し入るともう鼓膜。。。
ということで、恐ろしきかな、我がインプレは鼓膜まで届きかけてました。。。
また、カスタムイヤホンなど、硬い素材で第二カーブに突入するのは如何に危険か分かるかと思います。
もし第2カーブまで届くようなものを作るなら必ず軟質素材にしなくてはなりません。
外耳道炎は悲劇的な痛みですよ。狭い耳穴に炎症を起こせば、すぐ骨膜にも痛みが出ます。