袋モカシン初号機

靴作りは難しいけれど

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素朴な袋モカシンにリアルムートンの中敷きを突っ込んで裸足で履く、今までのどんな靴よりも快適。UGGが人気なのも頷ける。

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アッパーとソール革だけ、同じ革で革紐を作って縫い上げる。針も使わない。革紐はポンチで開けた穴でもタイトにグリップする。

出来上がってみるとトゥがちゃんとカーブしてヒールもかかとの角度に傾く自然な形になる。シンプルイズベストとはこのことかと感心した。インディアンモカシンは凄い。

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冬用のウールの靴下ならインソールは要らない。US6サイズで24cmを想定して作った。甲高幅広の酷い日本人足だけれど大丈夫。

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ムートンは床革からアートナイフで切り開いていけば羊毛が落ちない。

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一気にゴージャス。足を入れる瞬間が至福。笑

 

さあ、明日は底板用の天然ゴムクレープシートが届く予定。