ZERO AUDIO Carbo Bassoのカスタム化

コスパで超有名なCarbo Tenoreの兄弟機、Carbo Bassoのカスタム化30分クッキング!

4000円を切る価格で一万円のイヤホンの音が出るとして有名なCarbo TenoreとBasso
噂を聞いて買ったもののBassoの音が納得いかない。
イヤーピースが合わないのか、低音が出ない。。。
こんなのBassoじゃない!
試聴機とも違う印象。うーん。
そして半ば放って置かれたBassoカスタムイヤーピースを作ってみた。

工作グレードの硬度70の2剤等量混和のシリコンパテ
ちょっと耳の中に入れるのは抵抗あるのだが。

まあ、いいや。行ってみよう!
片耳あたり基剤1/4さじ、触媒剤1/4さじ
混ぜたら凄い勢いで耳穴に詰めて、イヤホンをあらかじめ確認した正しい位置へ埋め込む。

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まず右耳が一発でうまくいった。本当に数分で固まる。スマホを弄りながらが多いので、うつむいて口を閉じての型どり。

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左は1度イヤホンの位置を修正。
左右ともパテは第二カーブまでは入った模様。

さて、イヤホンの開口は第1カーブの途中なので、今回は思い切ってトリミングします。イヤホンの開口部が外耳道の軸にまっすぐであることを確認。音が鼓膜に真っ直ぐ届くことでダイナミック型の低音の音圧が気持ちよくなります。
ヘリクスも最小限にします。これは、うつむき姿勢のスマホいじりと寝ホンにするための配慮です。特に寝ながらのイヤホンで不快感を感じるのはヘリクスのフィッティングです。
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硬度70は工作性が高いというか、さくさく削れてサクサクとヤスリがかかります。

いざ試聴!
お!Bassoの低音が出てる!
そして値段に似合わぬ解像度!!!
これ凄いかも。

しかしイヤーピースが硬いよね。
耳型用じゃないから不純物でアレルギーとかもいやだなぁ。
何かコーティング剤塗りたいなぁ。

追記 
イヤーピースの堅さはあまり気にならなくなりました。表面をサンドペーパーで滑らかにすれば解決。硬い方が音質にも良いかも。